「電波とどいた?」
2006/08版 その2

2006/08/13 (日)

コミケット

本日「苺電波部」で当選していたのですが、緒事情により 欠席させていただきます。誠に申し訳ありません。

きちんと活動できるようなめどがまた見えてくるまで、 しばらく自分のところのサークル活動は お休みさせていただく予定です。



2006/08/19 (土)

プラットホームの統一 (吉里吉里)

方向性はとても正しいと思います。 ただ、「統一規格」はさすがに無理があるので、現実的なラインとしては 「10社で3人プログラマを雇ってシステムとツールをメンテナンスさせる」とか そんなところでしょうか。人的リソースを集中させることで全体としての コストダウンを図るような形。

_ いまのえろげ開発で典型的な、1プロジェクトあたり1人のプログラマ、ってのは、 キャパオーバーしたときのリカバリがきかないのと、プログラマが ひとりよがりになる傾向がでるのであまり良くありません。 あと、そこそこの長さのプロジェクト期間のうち、プログラマが必要な フェーズはせいぜい20% ぐらいなので、どうしても兼業ということに なりがちで、システムの進化向上の面でも良くありません。

_ そこで複数プログラマによる専業体制。

_ 「低レベル技術が得意」「フレームワーク作成が得意」「ツール作成が得意」といった 性質の違うプログラマをうまく集めることができると互いの領域が競合しなくて 良いです(苦笑)。あ、あと「ドキュメント書くのが得意」なのがいると無敵(笑)。 それからおかかえスクリプタのチームがもてるともう最高。

_ ……といった話はけっこう前から言ってたのですが、最近とある方面が そういった方向性を模索中ということで、手駒としてこそこそ謎活動中。

_ 個人的には、現時点の吉里吉里をおっしゃってるような意味での 「開発ツール」と位置づけるのは抵抗がありますね。 あれはエンジンコアとしてはかなり良いものなのですが、 フレームワーク&ツールとしてはわりとイマイチで、 まともなものをつくろうとすると、結局それなりの プログラマを一人はりつけないとお話にならないのです。 初期開発とメンテナンスに要するコストが相当削減できるのは確かで、 その点での意義はとても高いのですが、使ってるところは多くても それぞれはわりと閉じてるので、なかなかむずかしいところです。


Squirrel (プログラミング)

_ そういえば 前つくった Squirrel の吉里吉里プラグイン、 TJS2 側から Squirrel のオブジェクト空間を直接参照できるようにしてみました。 値の参照だけでなくオブジェクトのメソッド呼び出しができるので、インターフェース 以外のほとんどの処理を Squirrel で記述できると思います。まあ、 どれだけニーズがあるかかなり謎なんですが(苦笑)、 一応dll おいときます

_ 最近は TJS2 に慣れてしまっているので、わりと記述を間違えることとか、 不便なこともあるのですが(テーブルの slot あたりが特に。TJS2 の void は便利すぎる) 、 LUA と違って C よりの文法だったりとか、オブジェクトをホストから直接参照できたりとか、 いいかんじなのでかなり注目している言語です。次は SQDEV/SQDbg の組み込み方を調べて、 Eclipse によるリッチな開発/デバッグ環境を我が手に!

_ 私は、吉里吉里は、現時点でソースごと入手できて、プラグイン機構が充実しており、 ライセンス的にも安全に使える非常に便利な2D系ゲームエンジンコアってことで 採用してるわけですが、3D系を視野にいれると IRRLICHT とかと組み合わせるとかなり楽しそうではあります。

_ 既に TJS2 をもっていて、次世代も同種の方向で開発が続いている吉里吉里はさておき、 この種のエンジンを作成されている人は、ぜひSquirrel の搭載を検討していただきたいです。 コアを Squirrel で制御して、ADV 用のスクリプトは Squirrel で書くという吉里吉里と 同種のスタイルを採用ってことで。


江ノ島ベイビィラジオ

なにげに第二回公開中。 ゲストは漢らしいほうの後藤さんです(笑)




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