12月ですなぁ。
マリみてブームは、 かなり同時多発的だったと思いますが、 「まんが王倶楽部」の投げ込んだ石の 波紋が大きかった説が当時のわれわれ周辺での結論ですね。 まんが王で紹介されはじめたのが2001年の春で、そこからわりとラグがあって、2002年の春に、 IRC + WEB日記 + まいじゃー+ 電撃大王での記事、というすーぱーコンボ状態で一斉にブレイク、 私を含む多数が我先に既刊の買占めに走って、そこらじゅうの本屋の在庫が壊滅^^; その夏のコミケあわせで、あとりえ雅とか、有名どころのサークルが良質の同人誌を次々だすなど、 同人でもブレイク>広く定着という流れかと。
追記。私は IRC経由 ではまった口で、当時あのチャンネルにいた面子の多数がはまって、
そのまま他のチャンネルに布教行動をおこしてました。同人系にネタが流れこんだ主要ポイントの一つなのは間違いないと思います。
で、そこが起点になったもっと広範囲な影響として「任意ラヂヲ」があるのを先ほど思い出しました(ぉ。
あのタイミングで、おそらくもともとの読者層でない(比較的濃い)万単位の数の人間が「マリみて」という
単語とそのネタを瞬間的にでも耳にしています。土壌を耕したぐらいの効果はあったんじゃないかなーと。
日記が10周年をちょっと前に突破してることにいまさら気づきました。 最近は週記どころか月記なのでですが(苦笑)
うわ、初期のとか若すぎて読んでらんない^^;
恒例の体験版ちぇっくー♪
_ キラ☆キラ(OVERDRIVE) 体験版。 システムは Buriko General Interpreter で安定してて軽いです。 お、プロパティに社名はいってますね:D
前作はこれは独自のシステムなのかな?……重い^^; これはのりかえて正解ぽ。
UI系のパーツはほぼ前作流用のようです。 なぜかコンフィグの速度系のスライダーが左側にいくほど速い…。 ボイスとかはちゃんと右のが大きいんですよね。謎。
わりと最近ではめずらしい気もするノベルスタイルなわけですが、メッセージを飛ばすのに、 テキスト速度を瞬間にしてあってもボイスがあると2クリック必要なのが気になりました。 これだとボイスの頭だけ聞いてとばすプレイだと、ひたすらおさないといけない罠。 ボイス無しのときは1クリックですすむのでテンポも狂います。 テキスト表示がおわった時点でクリック待ちにして、クリックされるとただちに 次にすすむのが一般的だと思います。
あとはノベルだと、スキップ時は画面を明るくするのは常にOFFに なってるほうがちらつかなくていいかなーとか。
演出面。カットイン系演出がいろいろ効果的。ライブいいねー。 立ち絵系演出はいくつか動き系が使われてましたが(立ち上がるとかジャンプとか) 頻度は低いです。まあ、ノベルだと、裏で動いても読みづらいので、このくらいが 無難なところでしょう。
で、本作、お話がなかなかおもしろいのです。 キャラがいいかんじに立ってるのと、主人公たちが どんどんバンドにはまっていくプロセスがとても臨場感があります。 これはかなり続き読みたくなりましたよってことで年末あたりに買って遊ぶかも。
_ FORTUNE ARTERIAL(オーガスト) 体験版。 こちらもシステムは Buriko General Interpreter。
オーガストさんは、キャラ表示系がスキップでなくても 一瞬なのがちょっと気になります……。前作でもそうみたいなので、 そういう方針なんだろうけど、ちょっとフェードいれた ほうがきれいだと思うのでした。
立ち絵演出は、移動、エモーション、アクション、と、ひととおりあり。 あと動画で炎のエフェクトとか。全体的に頻度は少なめ。 標準立ち絵がやや小さめで、画面が全体的にさみしい印象。 この絵柄だと、もう一回り大きい立ち絵のほうが画面的に映えるんじゅないかなぁ。
で、お話はわりと雑かなーと…(汗)。 話のキモのネタはしょっぱなからプレイヤーにはわかってるのですが、 それに対して主人公がストーリーの流れについていけてない印象。 このネタなら、もっぱら主人公視点中心で進めて伏線とミスリードを ちりばめていったほうが適してるんじゃないかな。
ストーリーが 日替わり進行になってるんですが、日毎のシナリオが、マップ移動とかでの キャラ個別イベントに合うような単位の書き方になってる気がします。 分岐があるならこれでいいんですが、一本道だと話の脈絡がとりづらくて ちょっとつらいです。
_ えーと、体験版じゃないですが、 Sugar+Spice スピンアウトがよくできてるなぁと。 ノベラルだそうで。 ふっ、うちの構想のおもいきり先を越されてるぜ^^;
こちらは弊社同様、吉里吉里ベースのエンジンでお仕事を
されているはずなのですが、それとの連携とかとれてたりするのかな。
この種のものをほしがりそうな企業に売り込む上では、たぶんエンジンと
抱き合わせにできたほうがよくて、その場合、それぞれの使い勝手が
ばらばらだと覚えることが増えていやがられるので、少なくとも
基本記述は同じようにできることが好ましいです。
あと、結果が単体で Flash とか動画の形で出力できると完璧だよね。
Suger+Spice のWeb体験版とかを鑑みるに、そういうところまで
準備されてそうな気はするんですが、どうなんでしょう。
そういえばCD-ROM 版のカタログでてますな。 えー、今回はアーカイブ以外の仕事してません^^; いまの系列の開発はたぶん終了。
CD-ROM 版の一番いいところは、いろいろ検索処理して楽しめることです(笑)
で、データ検索させてて思ったことその1。 今回は初音ミクをさがす人は大変なんだろうなぁ。 「初音ミク」で単純検索してみると 144件(うち6件は抽選漏れ)にヒット。 マークしてマップ表示してみると、まあ、見事に分散しまくり^^; 音系のところ(ジャンルは「同人ソフト」)にはさすがにけっこう集まってます。 最多は「男性向」なんですがね(苦笑)。ネットで広まったものですし、サークル データの登録かけてる率はわりと高いとは思いますが、実際はもっと埋もれてると 思われます。
ちょっと豆知識。カタログブラウザで「抽選漏れ」で登録されるには、 データ登録を行う必要があります。落ちてしまった場合、委託のあてがあるなら、 出す本のジャンル、カップリング、委託先の情報などをデータとしていれて おくと、検索してさがしてきてくれる人が増えるかもしれません。 あの入力インターフェースは今入ってる内容がわかんないとか 不便なんですが、まあ、そこは我慢しつつもっかい入力しましょう。
その2。なんだこの東方の圧倒ぶりは…。単純に「東方」だけで検索だと 他のものもけっこうひっかかるのと、データ登録してないところは漏れるので、 めんどうですがカット絵からみていくと(一度「同人ソフト」で検索して、グループを またいだリストをだしてから、カットと比較しつつ一気に領域選択>テキストエディタにコピペ、とすると カウントが楽です)島中だけで706件。西2のざっと半分が東方関連で うめつくされてます。割合でみると、ジャンル「同人ソフト」が2528件あるので、 実に 28% が東方関連です。あとひぐらし・うみねこ関係が 130件で5% ぐらい あって、これらは同人誌を出してるサークルがほとんどのなので (音系は列が違うので未カウント)、「同人ソフト」の実に1/3 が ジャンル本来のものを扱ってないサークル、ということに なってしまってるわけです。うひー。
ひぐらしはもう勢い的にはそがれてるので、TYPE-MOON のような ジャンル化は無理っぽい気配ですが、東方のほうは、 ジャンル化しておかないと、むしろ他の同人ソフト全般に 迷惑なんじゃないかという気がしますです。はい。 参考:ジャンル「Leaf & Key」は 639件、ジャンル「TYPE-MOON」は460件
かみぱに(クロシェット)体験版。 新規ブランドの初作、なのですが、このシステムはどっかでみたよなぁ、 と思って、手元のメモや過去の体験版のめぼしいものをごそごそあさってみる。 ああ、FrontWing のシステムと同じものですね。 ゲームシステムの定義ファイルが特徴的。 ただしFrontWing の最新作タイムリープは3Dということもあってか別システム。 原画さんやシナリオさんもFrontWing の作品で名前があがってる人ですよね。 ドメインを所有してる法人は別だけど姉妹ブランドになるのかしら。それとも 独立したのかな?
ちなみに、タイムリープのエンジンもそうでしたが、 wuvorbis.dll が吉里吉里のものです。
UI系がうにうに動きます。ちょっとボタンの動きは気持ち悪いかも。 レイヤの拡大処理がちょっとジャギが目立つのが気になるかも。 立ち絵演出は、移動、エモーション、アクション、など各種あり。 頻度はそんなに高くはないですが要所で効果的に使ってる印象。 各社、このぐらいが標準的ラインにおちつくのかな。あまりあっても画面がうるさいし。 あ、天罰イベント絵はいいですな(笑)
異世界からおしかけ系の定番にそった流れで主要キャラの 人となりがざっとわかったあたりまで、でプロローグ完了ってところまで…なのかな。 このフォーマットならこの後ぐらいから、普通にマップとか選択肢で分岐……だよね。たぶん。
体験版はできればそういったシナリオ構成がわかるような部分まで
見せてほしいかも。しかし、発売までまる二か月以上延期した
直後に体験版、ってのはどうなんだろう^^;
なんか体験版以降の部分で、スクリプト作業にはいって、
致命的な遅れがかくされてたのが初めて発覚、とかなんだろうか(ぉ
現時点でずっと継続で見てるのは、えーと クラナド、げんしけん2、ef だけになってしまいましたとさ。 MyYour は何度か見るのを飛ばしてしまってそのあと見てなくて、 録画はあるんだけど金朋せんせがはぶられてるらしいのでどうしようかなと^^;
蔵は瞬発力高いよねえ。思わず感情が動いてしまう。おもに爆笑方面で。 ニコニコでおもわずひとで祭りループとか(ぉ
げんしけん2はおぎーかわいいよ原作がおわってるってのもあってか、
うまいこと伏線再構築してふくらませてると思います。が、あと2回で
ちゃんとおわるのか?1期同様残りはOVAで、になりそうな気もする。
ef は特には期待してなくて、わふわふ声のために見てたんたけど、 今はかなり楽しみです。演出過多、あるいは、素材を減らす手抜き、 な感もかなりあるんですが、まあ、シャフトっぽいってことで^^;
ところで前回、#11 を見てて映画のあたりで違和感を覚えて 思いついたのですが、これ、もしかして「2回目」がまざってますかね? 映画の感想のところがまず1点、UFOキャッチャーの部分は「ピヨ」 はたぶん1回目にとったもので、「ポヨ」をとる今回が2回目。 あと、ナニなシーンは、屋上は1回目で、積極的な廊下のやつは2回目。 ここでゲームだと 「体が覚えてて『初めて』のはずなのにむちゃくちゃ感じる」展開が あるわけですよ(ぉ。そういえば、先月の快楽天の鳴子ハナハル(単行本マダー?)の 読み切りがやっぱ記憶障害でそういうネタだったよなぁってのは余談。
最後の屋上は、次回以降の最終展開で、二回目に切り替わって、 たぶん蓮治クンががんばって集めてきた一回目のときの日記を 差し出してハッピーエンドにもっていく、といったオチかなと。
記憶障害設定をつけると、単独時間軸の上で「ループもの」が作れるんだよなと。
ゲーム原作でありながら、アニメのが先にリリースなので、アニメスタッフが
それをうまくミスリード化したのかなとか、もしかしたらここまでの放送の中でも
一回目と二回目がまざってたりして、とか。ま、きちんと見直したりして検証して
みたわけではなく、ふと違和感から思いついただけなので、
はずれてたら笑ってやってください^^;
Darios さんのところを見ていて 株式会社ブリコのページが できてることにさっき気づいたり。人材募集されてます。
最近の作品だと
などのエンジンを提供されてるところで、確かな技術力を持っています。 ほぼ吉里吉里ちゅーにんぐ専門なうちとはちがって、ADV 以外 の本格的な開発もいろいろ対応可能ははずなので、そういった 作品の外注先を検討されているところはぜひご検討を〜。 あとは組み込み系のお仕事もされてるとか。
ああ、うちもページ更新しないとなぁ。
まとまったサンプルとか上げておきたいところなんですが
なかなか素材づくりしてる余裕が…。
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