「電波とどいた?」
2011/04版 その2

2011/04/11 (月)

体験版チェック (えろげ)

_ むー、たまりすぎたので、システム的な特記事項があるやつだけ

_ 巨乳トライ!(マリン)。1280×720ワイド。システムは独自。 ホイールでシーン巻き戻しが可能。ただしそこから開始するといった動作はできない。 スキップ解除条件指定が細かい。選択肢後、Hシーン、射精直後、卑語セリフ時。 スキップのニーズ的にはこの設計非常に妥当ですね。「全裸モード」標準搭載。

_ 手毬花(TOPCAT)体験版。システムは独自。 一般的な立ち絵でなくてイベント絵調の巨大サイズで、細部の表情はメッセージ窓に 表示されるSD絵で対応というスタイル。ベース立ち絵と詳細差分を分けてる例は けっこうあるけど、差分側をSD絵にしてるのはちょっと記憶にないかも。 オートモードに「クリックで解除」の設定あり。あと、オート時のボイス待ち指定が独特で、 オン/オフ/次のセリフまで再生の三種。前2つは割とある機能だけど「次のセリフまで再生」は珍しいかも。 動作としては、次のメッセージがボイス無しの場合はボイス待ちなし、ある場合は現在のボイスが終わるのを 待ってから次にすすむ。なるべくボイスを聞きつつ他は最短で進めることができる。 クリックで解除:オフと組み合わせておくと任意に飛ばすこともできてナイス。

_ 恋ではなく(しゃんぐりらすまーと)体験版。1280×720ワイド。 システムは吉里吉里(あかべぇ系)。 ショートカットのコンフィグ機能あり。機能選択後実際のキー入力で指定するスタイル 「主観者のボイスを再生しない」という項目あり。全部ボイスあるからこそか。

_ LOVELY×CAUTION(暁Works響)体験版。1024×768の高解像度。 システムは吉里吉里(あかべぇ系)。 「ラブリーコール」として、主人公名を呼んでくれるシステムあり。 ざっと見たところ単独で呼びかけてる特定のセリフだけかな?

_ Rewrite(Key)体験版。1280×720ワイド。 システムは SiglusEngine 非常に軽快なしあがり。UI系に動きもつけてある。 機能自体は従来通り。移動画面とかのギミックは……良く出来てるけどどうなんだろう。これ^^; 冒頭のオート固定演出うざいっす(一応一度見るとスキップ可能)。 フォント選択でメイリオを選択するとなんか文字が一回り小さい。 これはたしか、吉里吉里でも以前にあったバグだけど原因なんだっけか。

_ カミカゼ☆エクスプローラー!(クロシェット)体験版。1280×720ワイド。 システムはCS2。んー、なんかちょっと重くなった? ゆずさんほどではないけど、セリフ途中での非同期表情変更とかアクションとかあり。 今後、このタイプの作品はこのスタイルが主流になっていくんだろうか。なんとも恐ろしい(苦笑)。 表情窓は画面外キャラ用。 そういえばこのシステムは「ドラマチックモード」があったっけと思って有効にしてみたけど なんか効いてないぽい。ただ、仮にあったとしても、口ぱくないと微妙かも。

_ 総合雑談

_ 演出スピードを細かく項目わけてるシステムがちらほら。 うちへの依頼でも小分けしたいという要望があがってきてるので対応する必要があったりする。 スクロールとかズームとか、ユーザが嫌う演出例があるようで、これも細かく ON/OFFしたいらしいのですが、複雑な処理の場合は自動判定が難しいので、 結局スクリプト時に明示的に区分指定するしかないのが悩ましいところ。 演出速度関係は、個別だけでなくて、全体としてのスピード指定とも統合する 方向性が妥当ではある。ボイス再生速度もあわせて2倍速とかそういった形ですね

_ スキップ機能の話。現行は「既読のみ/全て」の切り替え指定が基本で、 一部システムで「選択肢でもスキップを停止しない」という項目があるというのが定番になってます。 で、マリンさんのシステムを見て気付いたのですが、これは「スキップ停止条件」として 総合的に束ねるのが妥当ですね。「□未読で停止」「□選択肢で停止」「□Hシーン冒頭で停止」といった塩梅です。

追記。「詳細スキップ」として、一旦ダイアログを開いて、「指定キャラのセリフで停止」とか、 「イベント絵で停止」とか、「特定単語があったら停止」とか細かい条件づけしてスキップ開始、もしくは直接そこまでジャンプ できるような機能があると、あとから見返す時とか、特定キャラのおさらいしたい時とかに便利な予感。

_ オート関係も同様で「□クリックで停止」「□選択肢で停止」とすれば収まりが良さそう。 ただ、オートはそもそも一切停止しなくても良いとは思います。スキップ開始するとオートが 止まるシステムが一般的ですがこれも止めなくて良いでしょう。 あとオート時のボイス待ち処理については、手毬歌の採用してる待つ/次ボイスは待つ/待たない、 のスタイルがよさそうです。

_ くっ、斜め絵が超気になるようになってしまった……。 立ち絵配置演出がカメラ的になってる作品は特に、 立ち絵→イベント絵に変わるときに急にカメラが傾くわけで違和感ぱない。




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